わき毛の処理に毛抜きを使うのは、最悪の行為です。その理由は、毛抜きを使い続けることで起こる可能性のある7つのリスクがあるからです。
- 埋没毛を生む
- しこりを生む
- 臭いやワキガの原因になる
- 出血、炎症を起こす
- 処理前より濃くなる
- 黒ずみになる
- 毛穴が広がる
どれにもなりたくないですよね?リスクを防ぎたいのであれば、毛抜きで抜く脱毛の自己処理はせず、脱毛クリニックやサロンで施術してもらいましょう。
毛抜きでの処理を続けていると、先ほどの7つの問題が発生します。せっかく毛抜きでムダ毛を処理できても、トラブルだらけのワキでは困りますよね。
ここでは、毛抜きによる7つのリスクについて詳しく解説します。
埋没毛を生む
埋没毛、またはうもれ毛とは、皮膚の下に生えている毛のことです。見た目には、脇の下の黒いボツボツのように見えます。埋没毛は皮膚の下にあるため、処理が困難です。
毛抜きでわき毛を抜くと、毛穴にダメージを与えて炎症を起こし、それが毛穴を塞いで埋没毛になってしまいます。
また、埋没毛を解消しようとほじり出す人もいますが、これは皮膚を傷つけるだけで、埋没毛を悪化させてしまいます。
埋没毛の解決策は、自然に生えてくるのをじっと待つことです。
毛抜きで毛を抜くのは簡単なムダ毛処理方法ですが、一度埋没した毛はワキを汚く見せてしまいますし、長持ちもしません。それでも毛抜きを使いたいですか?
しこりを生む
ワキの下を触ると、しこりがあるような気がする!?えっ、これって病気なの?
ワキの下のしこりには、良性のものと悪性のものがあります。良性のものは、毛抜きでワキの毛を抜いたときにできることが多いです。
毛抜きによるしこりは、毛を抜く際に細菌が入り、リンパ節が炎症を起こすことが原因です。
しこりが良性か悪性かを見分ける方法は、良性のしこりは柔らかく、押すと動くような感じがします。一方、悪性のしこりは、硬くて動かせません。
いずれにしても、素人判断をせず、医師の診察を受けることをお勧めします。
臭いやワキガの原因になる
汗をかくワキは気になりますよね。ワキに毛が生えていると、湿った状態が続き、雑菌が繁殖しやすくなり、ニオイの原因になります。しかし、ワキ毛の処理を間違ってしまうと、ニオイやワキガの原因にもなってしまいます。
ワキガ臭の原因は、アポクリン腺という汗腺にあります。
毛抜きでわき毛を抜くと、アポクリン腺が刺激されて汗腺が活性化し、強いニオイが発生するリスクが高まります。
わき毛がなければ、ニオイを軽減することができますが、方法を間違えると逆効果になりますので、十分注意してください。
出血、炎症を起こす
わき毛を無理矢理抜くときに、出血したことはありませんか?また、ひっぱって毛を抜くと毛穴が開き、そこに細菌が入り込んで炎症を起こすこともよくあります。
炎症が起きると、膿を含んだ袋ができます。これが毛嚢炎の原因となりますので、毛嚢を潰さずに自然に治るのを待つのが良いでしょう。潰してしまうと、跡が残ったり、黒くなったりします。
症状が改善しない場合は、医師の診察を受けてください。
黒ずみになる
半袖やタンクトップを着る時期になると、気になるのがワキの黒ずみ。知らず知らずのうちにワキが黒ずんできたという人は、毛抜きでわき毛を抜いていたことが原因かもしれません。
ワキの黒ずみの原因は、メラニン色素の沈着です。
紫外線を浴びるとメラニン色素が生成され、シミの原因となりますが、肌の刺激や摩擦によってもメラニン色素が過剰に生成され、色素沈着を起こします。
ワキの皮膚は特に柔らかいので、注意が必要です。
また、黒ずみは、毛穴に汚れが詰まってできる「ブツブツ」の原因にもなります。
ワキに汗をかく場合は、こまめに拭くようにしましょう。ワキを清潔に保つことが大切です。また、制汗スプレーの使いすぎも黒ずみの原因になります。
毛穴が広がる
太くて硬いわき毛を無理に引っ張ると、毛穴が大きく開いてしまいます。
その毛穴に細菌が入ると、炎症を起こして化膿してしまいます。毛穴が広がると、肌が汚くなってしまいます。
広がった毛穴を閉じるために、処理後はワキを冷やし、化粧水で保湿しましょう。毛穴が広がらないようにするには、毛抜きをやめるのが一番です。
「抜くと生えなくなる」この言葉に騙されてはいけません。
わき毛を抜き続けていると、やがて生えてこなくなるという話を聞いたことはありませんか?これは都市伝説のようなものです。本当ではありません。
本当であればいいのですが、実際には何度抜いても生えてきます。
しばらく生えてこないこともありますが、それはヘアサイクル(毛の成長期、退行期、休止期)の違いによる誤解です。
成長期はぐんぐん伸びる時期、退行期は毛の成長が止まり抜けやすくなる時期、休止期は毛が毛穴から抜け落ちて生えてこなくなる時期です。
また、加齢に伴い徐々に毛が抜けていくことを脱毛と勘違いしてしまうこともあります。
※以下商品紹介箇所はペラサイトを活用する場合は、アイテム又は脱毛クリニックのどちらか1点を紹介。
ブログを活用する場合、アイテムごとにアフィリエイト商品を紹介するのはOKです。
安全に正しくわき毛を自己処理するには・・・
ここまで、わき毛の処理にまつわるリスクを見てきました。一度トラブルになってしまうと、長く続いてしまいます。そうならないためにも、正しく安全に処理しましょう。
安全に正しくワキ毛を自己処理する5つの方法
除毛クリーム
<除毛クリームの使い方>
- 除毛クリームを毛が隠れるまでたっぷり塗る
- 商品の指示通りの時間放置
- 除毛クリームを洗い流す
- ワキを化粧水などで保湿する
毛を溶かすタイプの除毛クリームは、手軽に使えます。最近では、美容成分を配合した製品も登場しています。
除毛クリームの利点は、毛の先端が丸くなり、生えてきてもチクチクしないこと。
大切なのは、十分な量のクリームを塗って、長く放置すること。
除毛クリームは簡単に使えますが、毛が生えてこないわけではありません。また生えてきます。
おすすめの除毛クリームは○○
おすすめ商品を商品画像詳細情報、価格を記載して紹介してください。
シェーバーで剃る
カミソリは刃が直接肌に触れるので肌トラブルの原因になりますが、シェーバーは刃が直接肌に触れないので肌への負担が少ないです。
<シェーバーで剃る手順>
- シェーバーをスイッチオン
- ワキの下にヘッドをあて、毛の流れに沿って剃る
- 処理後、冷やす
- 化粧水などで保湿する
大切なことは、ヘッドを肌に強く押し付けないことです。強く押し付けることで剃り心地が良くなると思うかもしれませんが、シェーバーが正常に動作せず、きれいに剃れなかったり、肌を傷つけてしまうことになります。
毛の流れに沿って剃る。毛の流れに逆らって剃ってしまうと、肌を傷つけてしまいます。わき毛はさまざまな方向に生えていますが、確認しながらゆっくりと剃っていくとよいでしょう。
おすすめのシェーバーは○○
おすすめ商品を商品画像詳細情報、価格を記載して紹介してください。
家庭用脱毛器を使いましょう
家庭用脱毛器があれば、いつでも好きな時間に脱毛できます。
最近の家庭用脱毛器は、どんどん性能が上がっています。ただし、使い方を間違えると、やけどをすることもあるので、注意が必要です。
<家庭用脱毛器の使い方>
- 脱毛器を使う2,3日前までに毛の長さを1~2㎜に剃っておく
- ほくろなど色素が濃い部分にはテープなどで光が当たらないようにする
- 目を守るためサングラスをかける
- 照射する部分を冷却する
- 順番に光を照射する
- 照射後、冷却する
- 化粧水などで保湿する
脱毛器はメラニン色素などの黒い色に反応する光を照射して脱毛するため、ほくろなどの色素がある部分は事前に保護しておく必要があります。
痛みや火傷を防ぐために、冷却パッドで患部を冷やしてください。
おすすめの家庭用脱毛器は○○
おすすめ商品を商品画像詳細情報、価格を記載して紹介してください。
ブラジリアンワックスを使う
ブラジリアンワックスは、ハチミツをベースにしたワックスで、根元から一気に脱毛できるので、VIOによく使われます。
処理後、約2週間は毛が生えてこず、同時に古い角質も除去されるため、美肌効果も期待できます。また、黒ずみができにくくなるので、わき毛の脱毛にもおすすめです。
<ブラジリアンワックスの使い方>
- ワックスを塗り、なじませる
- その上に脱毛シートを貼る
- ートを毛の流れと逆方向に一息に剥がす
ブラジリアンワックスの使い方としては、毛を短くしすぎず、かといって長すぎてもいけません。2cmぐらいがベストです。
おすすめのワックスは○○
おすすめ商品を商品画像詳細情報、価格を記載して紹介してください。
すきカミソリやハサミなどでカット
男性もTシャツの袖からわき毛が出ているのは不潔だと思います。男性の場合は、カミソリやハサミでカットするのがおすすめです。男性の場合は、つるつるにさせずに短くするのが自然です。
誤って皮膚を切ってしまわないように、使い方に注意しましょう。痛みや出血、肌トラブルの原因となります。わき毛を短くしたい場合は、バリカンがおすすめです。
脱毛後は、アフターケアが大切です。アフターケアを怠ると、肌トラブルの原因になることがあります。
サロンやクリニックでは、脱毛後の冷却や保湿のケアも行っています。自己処理の場合も同様です。
脱毛後の肌は敏感で、毛穴が開いて熱を持っています。肌を冷やすことで、炎症を抑えることができます。その後、化粧水で肌を保湿しましょう。適切なスキンケアをすれば、肌トラブルを防ぐことができます。
自己処理が苦手な方は、サロンやクリニックを利用するのも “アリ “だと思います。
ここでは、おすすめの脱毛サロン・クリニックをご紹介します。ぜひ、検討してみてはいかがでしょうか。
※サロン、クリニック紹介ランキングページへリンク、又はおすすめ店舗を各2つ掲載
脱毛するとワキガが治るの?
わき毛を抜くことの7つのリスクの一つに、ワキガ臭の原因になるというものがあります。
ワキ毛を抜かずに脱毛すれば、ワキガ臭は治るのでしょうか?
脱毛するとワキガ臭が治るという話を聞いたことがありますか?果たしてそれは本当なのでしょうか?それを確かめてみましょう。
汗腺のひとつであるアポクリン腺から出る汗を、皮膚上の細菌や皮脂が分解して発生する酸っぱいニオイです。通常の汗の臭いとは異なります。確かにワキの毛が少なければニオイは軽減されるかもしれませんが、ワキの毛があるからといってワキガのニオイがするわけではありません。
ワキガが強くなる原因は、
- ホルモンバランスの乱れ
- ストレス
- 睡眠不足
- わき毛を抜くことによってアポクリン腺を刺激
- アポクリン腺から出た汗がワキに長く留まって、強く臭う
誰もがアポクリン腺を持っていますが、ワキガの人はアポクリン腺が多く、臭いも強いです。しかし、ワキガの人は生まれつきアポクリン腺が多く、臭いも強い。さらに、上記のような理由で臭いが強くなります。
わき毛がワキガの原因ではありませんが、わき毛を処理することで、わきが臭を軽減することができます。しかし、完治するわけではありません。
ワキガ臭を根本的に改善するには、アポクリン腺を除去するワキガ手術が必要です。脱毛だけではワキガ臭は治りません。
正しく処理してワキ美人になろう!
剃ったり除毛クリームを使ったりするよりも処理の頻度を減らせると思って毛を抜いていた人も多いと思いますが、かえって厄介な問題を引き起こすことがわかりました。
肌トラブルでワキが汚くなってしまうだけでなく、トラブルが長引いてしまうのです。そうならないためにも、自分に合った脱毛方法を使いましょう。
自己処理に自信がない方は、思い切って脱毛サロンやクリニックに行ってみてはいかがでしょうか。脱毛サロンやクリニックは安心・安全です。自分のワキを自慢できるワキ美人になろう